2015年3月2日月曜日

郡上に骨をうずめる



今日から3月。
ふと思い返してみれば、ちょうど5年前の3月1日
NPO
法人メタセコイアの森の仲間たちの仕事をきっかけに
私の郡上生活は始まりました。

ついに、今日で郡上6年目がスタート...としみじみ。



ゲストハウスを開業してからよく言われる言葉

「郡上に骨をうずめる覚悟なの?」






高校を卒業して以来ずっと過ごした東京での生活に限界を感じて
これまで走り続けて来た自分を見つめ直したかったのと
とにかく骨休めしたくて
たまたま友達が沖縄に移住したのをきっかけに、東京での生活を離れ沖縄へ。

沖縄の海や人の暖かさに癒され、のんびり骨休めの日々を過ごして
さ、これからの人生、どこで暮らす?
って考えた時の私の選択肢

.沖縄に残る
.東京に戻る
.実家(青森)に戻る
.いままで暮らしたことの無い場所に行く

4択で私が選んだのはなぜか4番

理由は
東京も実家も戻りたければいつでも戻れるから
海(沖縄)より山の方が合ってそうな気がするから
っていう、いたって安直な理由。

そして
たまたま見つけた面白そうな仕事が郡上で
仕事と住むところが整っててしかも期間限定!
ってことは...
もし、「やっぱり合わない!」って感じても
期間が終わったらいつでも出て行ける!

そんなきっかけで5年前の私の郡上生活は始まりました。
振り返ってみればこの5年間、いろんなことがあったけど
いつだって郡上を出て行けるんだから!
東京だって、青森だって、いつだって帰れるんだから!

そんな気持ちがあったからこそ、未だに郡上にいるのかもしれないし、
その気持ちは今でもかわっていない


郡上に骨をうずめる?


移住とか、二拠点居住とか、
ローカルシフトが注目されている今日この頃
働く場所も暮らす場所も
選択の自由度はどんどん高くなっているのを感じる

「どこに骨をうずめるのか」
で住むところを決めるのではなく
今住みたい場所に住めるという選択肢が増えること
都市部の人にその選択肢を増やしてあげること
それが、地方と都会がバランス良く共存するための
重要なポイントなんじゃないかな...

そんなことを考える、郡上6年目の初日でした。

てか、私が死んだら、
(今のところ)結婚もしていなくて子供もない私の骨を
いったい、誰がうずめてくれるんだろうか。。。?笑