2014年12月27日土曜日

OPENから8ヶ月経って思うこと

今日は12月26日
(日付変更線越えちゃいましたが。。。)

ちょうど8ヶ月前の4月26日

郡上八幡ゲストハウスまちやどがオープンしました。




オープンまでの経緯は、過去のブログに書いた通り

「勢いとタイミングが重なって、流れに身を任せたらオープンしてた」

としか言いようが無くて。。。




なので、ゲストハウス開業に向けて

他のゲストハウスのリサーチとかは

ほとんどしてなかったんです。



オープンしてからの方が

いろんなゲストハウスのオーナーさん、スタッフさんと

知り合いになったり紹介してもらったりで



なんだかんだで、月1ペースで近隣のゲストハウスさんに

情報交換なんかも兼ねてお邪魔させていただいたりもしてます




これまで足を運んだゲストハウスさんは

ざっと数えて15件。



ほんとはね。。。

お邪魔したときには

ちゃんと写真なんかも撮らせていただいてて

オーナーさんの思いや取り組みなどをじっくりお聞きしてるんですよ


そして、

戻ったらブログにまとめよう!

って思うんだけど



過去のブログをご覧の方はご存知の通り

一つもまとめれてないです。はい



ということで、

それぞれのゲストハウスさんの紹介については

この場では割愛させていただくこととして。。。

(お話にお時間割いていただいたオーナーさん、スタッフさんごめんなさい!!
追々別の機会に紹介させていただきます!!!)




いろんなゲストハウスに泊まってみたり

オーナーさんにお話を聞いてみたりして思ったこと

そして、この8ヶ月

(一時的にヘルパーさんが手伝ってくれた時期をのぞいて)
1人で宿業を営んでみて思うことは。。。





1人でゲストハウスやるって、むりじゃね?


ってこと。





業務に携わる時間的な問題や労力、体力という物理的な問題については

工夫次第でなんとかなるとは思いますよ




難しいなーと思うのは

個人事業の、社長(苦笑)であり、スタッフでもあるわけで

ぜーんぶ自分の判断で物事を決めていかなければならないこと


もちろん、そんなことは承知の上で事業を立ち上げたわけなのだけれど




なんというか



まちやど=木村聖子


になりつつある気がしてならないのです。。。





オープンのきっかけは、

外から郡上に来た私の視点から

郡上八幡にゲストハウスのニーズがあるってことを感じて

そして、

たまたま私が実現するための方法を知ってたから

さらに、

郡上八幡にゲストハウスができることで喜ぶ人が増えたら、私もうれしい

心からそう思えたから。






ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、

ゲストハウスオープンにあたって、改修費用の一部は、


で募りました。





支援額が目標額に達しなかった場合は

支援を受けられないと言うプロジェクト


私は100万円を目標額に設定して

合計113人のパトロンの方々から1,272,000円という資金を

支援していただきましたが



でも、

もしこの支援がなかったとしても

私は郡上八幡ゲストハウスまちやどをオープンしていました。



キャンプファイヤーで支援を募った目的は2つ

OPEN前に、1人でも多くの人に思いを知ってもらうため。

そして、もう一つは

「郡上八幡にゲストハウスのニーズがあるはず!」

という私の直感を確認するため。





支援が受けられたら、

2階にトイレとシャワーを増設する

そして私はゲストハウスのニーズがあるんだと確認できる。



支援が受けられなかったら。。。

トイレとシャワーは1階の1つずつでなんとかやりくりする。
そして、私は思ったほどのニーズがあるわけではないと確認する。

それだけ





まあ、もちろん

 プロジェクトが成功か失敗かの感情的な部分で

OPENまでの私のモチベーションはだいぶ違ったとは思いますけど


余談ですが、

既存で1階にトイレとお風呂はあるので、

旅館業法的には2階に水廻りがなくても許可は取れました。

ただ、収容人数は制限される可能性はあったので、
おどりシーズンにご利用いただける人数が今より少なくなったかも。。。






つまり、何が言いたいのかというと、


キャンプファイヤーをはじめとするまちやどへの支援は

私個人に対するものではなく

私個人が始めたプロジェクトに対して



なんだけれども、


なんだか最近

まちやど=木村聖子

になってきてる気がして



それは、私が思い描いていたゲストハウスとは違う


ってことなんですよね。



何かを始めるのに必要な力



始めたことを続ける力

は、別物なんだなーと実感する今日このごろ。



要するに、


だれか、一緒にまちやどやりたい人、いないかなー

ってことで、


もっと言っちゃうと


1人でやるのつまんない〜

そして、さみしいな〜



ってことなんでしょうか。



静かな冬ですからね。

お客さん少なくなると、弱気になっちゃうもんですね。


来年の春に向けて、いろいろいろいろ考え中。















2014年12月2日火曜日

思い描いていた“まちやど”になってきた


ある日のまちやど

その日のゲストさんは
郡上市にあるラフティング会社
EARTH SHIP
でガイドを勤める地元男子と
彼がガイドするトレッキングツアーに参加した女子2人の
3人グループ

女友達と2人旅で郡上観光の予定だったけど、
友達が急遽来れなくなってしまい、
思い切って1人で郡上八幡に来てくれた
名古屋からの一人旅の女の子

そして、

東京からフラッとやってきた
旅の途中のフォトグラファー
スペインとフィリピンのハーフの彼は
英語まじりの日本語を話す。


 
お互い知らないもの同士
初めてまちやどで出会って
すっかり意気投合して
仲良くなった5



「明日はどこ行くの?」
全く予定を決めてない旅するフォトグラファーは
郡上八幡もまわりたいし
白川郷にも行ってみたいし
鍾乳洞も見てみたい

でも、移動手段が無い...

そこで、地元男子が
「オレも鍾乳洞行ったこと無いし、連れてってやるよ!」
「じゃ、私も〜」
と、女子たちも便乗!

ということで、
翌朝はみんなで一緒にモーニング食べて
鍾乳洞にドライブ
そして八幡に戻って観光
という一日だったとか。








これ、自分の旅先で起こった出来事だったら
最高の思い出だろうな...

プライバシーが確保されたホテルや旅館だったら
まず起こらない出来事だけど
交流スペースのあるゲストハウスでは
実はけっこう頻繁に起こる出来事



私にとってさらにうれしかったのは、
今回の出会の中に
地元郡上の男子もいたということ


地元郡上で生まれ育った彼
しばらく名古屋で働いた時期もあったけれど
やっぱり郡上が、自然が好きで
戻ってきたそうです

彼のような地元を愛する若者が戻ってきて
そして、彼らが活躍できるフィールドが用意されている

本当にすばらしいことだと思う。

私が郡上を好きな理由の一つ
「郡上が、地元が好き!」という人が多いということ。

私の生まれ故郷、青森県は...
私の同級生で、胸を張って「青森が好き!」
と言える人がはたして何人いるだろうか
そして、そういう私も地元青森を出て
郡上でゲストハウスなんか開業しちゃったわけで...



郡上八幡ゲストハウスまちやど
オープンに至るまでの思いは以前のブログにて綴ったとおり

都会と郡上の距離を短くできる場所
地元の人(郡上の人)と都会に暮らす人が交流できる場所にしたい!



都会の人は、
郡上の“自然”と“人”で癒されて
地元の人は
外から来た人の視点で郡上の魅力を再確認できる

そんな場所にしていきたい

今回の出会い
地元男子にとっては
まちやどに来なければ無かった出会い
いままで行ったことの無い場所に行って
新しい郡上の一面を知るきっかけになる


女の子達や、旅するフォトグラファーも
旅の途中でこんな素敵な出会があったら
またこの町に来たい!またあの人に会いにきたい!
って思うに違いない。



もしかして1年後とかに
あの時出会ったみんなで、また郡上で再会して
そんでもって、地元男子の友達なんかも加わって
一緒に郡上おどり行ったり、BBQしたり...

そんなふうに、
まちやどからいろんな出会いがつながって
そしてまた郡上を訪れる機会になればいいな

そういうきっかけの場所に
まちやどがなっていけたら



なんとなく思い描いていたゲストハウスに
近づいてきた

そんな気がした出来事でした